【選手】
- 選手は中学1~2年生を基本とする。ただし、対戦相手と事前協議の上、変更することは可能とする。具体的には、高校で続ける意思のある中学3年生なども参加可能とする。
- ベンチ入りの選手は全員が試合に出場できるよう配慮する。出場とは、代打や代走 だけでなく、打席・守備での出場機会があることを指す。
- チームは 10 名以上 20 名以下で編成することを基本とする。
- 障害のある選手は、医師の判断のもとリスクがない形で試合出場できるよう、配慮する。
【指導者】
- スポーツマンシップの根底を理解し、選手、保護者、スタッフ等チーム関係者すべてに対し、スポーツマンシップに則った試合を導くこと。
- 指導者としてふさわしい身なり、立ち振る舞いをすること。
- グランド内はもちろん、グランド周辺も禁煙とする。
- 最大限の危険防止策を行うこと。
【試合】
- 野球規則は、公認野球規則を基とするが、対戦チーム間で必要なルールを追加することができる。
- ユニフォームの規定は設けないが、同一とすることが望ましい。
- 投球数制限とイニング制限を実施する。1年生は1日45球もしくは3イニング、2年生は60球もしくは4イニングとする。
- セフティーバント、送りバントは禁止とする。
- 試合時間は 100 分とする。100 分を超えた時点で次のイニングには入らない。なお、 勝敗が決している場合でも、裏の攻撃まで完了する。
- コールドゲームは採用しないが、1イニング3点に到達した時点で攻守交替とする。なお、ホームラン等で3点以上となった場合は個人記録(打点等)のみカウントする。
- スターティングメンバーは12名まで可能とする。守備はスターティングメンバーに明記された選手であれば、自由にポジションチェンジができる。
- 一度ベンチに下がった選手の再出場を認める。
- ベンチ入りの選手が最低1打席、できれば2打席以上出場できるよう配慮する。
- 遅延行為を禁止とする。
- スピードアップのため、守備の準備が必要な投手および捕手への臨時代走を認める。
- コーチャーボックスに入るコーチャーは、選手に限らず指導者も可とする。
- 審判は保護者等が務めることも可能だが、極力第三チームの選手が行う。基本は 1 審制とし、控え選手に余裕がある場合は、線審を置く。なお、対戦チームの選手も 可とし、審判が試合中交代することも許可する。判断が難しい場合は両チームの監 督を交えて協議し、判定を下すことも構わない。
- バットは、低反発金属バット、木製バット、竹バットのみとする。
- 投手は、投げる変化球をカーブ、チェンジアップのみとする。
【順位】
- 4月~12月までとする。
- 試合数は規定しないが、極力全チームが同じ試合数を組めるよう調整をする。
- ポイント制とし、ポイント数÷試合数で順位を決定する。
- チーム順位だけでなく、個人成績順位も表彰する。
【ポイント】
- ポイントで決定する。
- ポイント数が同点の場合は、加点ポイントの多いチームを上位とする。
- 加点ポイントも同じの場合は、規定打席、規定投球回数到達選手が多いチームを上位とする。

【個人成績】
- 勝利チームが、スコアブックの写しを実行委員会に提出する。
- 実行委員会で、個人成績を集計する。
- 打者成績は、OPSとRC21、投手成績はK/BBとWHIPの上位5名を表彰する。
- 規定打席は試合数×1.5打席、規定投球回数は試合数×2回とし、少しでも多くの選手が規定打席、規定投球回数に到達できるよう配慮する。
- 試合後両チームの監督が協議し、試合ごとに MSP(Most Sportsmanship Person) を各チームから選出する。